「どうしてもくだらない作品が観たい、くだらない作品を観たいんじゃあ〜!」という気分になる時が年に数回訪れるのだが、そんな気分が今だったのでこちらを鑑賞。
いやぁ、良かったよ。まず子役が素晴らしい。天才。展開が昭和にタイムスリップしたかのようでそれもまた良い。ふと思ったのだが、中野のアーケード街って、全国どこの地方都市にもああいったアーケード街は存在しているので、私がもし長い事海外暮らしをしていて久々に日本に帰国したら、何よりもああいうアーケード街の場に立った時に日本を感じて涙するのではないかと思う。はい、本編には全く関係ありません、すみません。
Snow Manの佐久間大介が出演しているということで、スノ坦が大挙して押し寄せているのかと思ったが、そんなキュウキュウな混み具合ではなくゆったりと楽しく鑑賞できた(がしかし観客は私以外はほぼ全てスノ坦と思われる感じだった)。だが、売りは佐久間大介かもしれないが、やっぱり存在感アリアリなのは椎名桔平だよなぁ!こういう作品を大真面目に演じることができているのも素晴らしい。ダンスの鍛錬に限らず…恐らくダンスを生業としていない役者は各人相当に練習に励んだのであろうが(ダンスをへたくそに踊る演技も含めてね!)…こういう作品にエネルギーを注ぐことができるのが真の役者というものであろう。大袈裟だけど。でも椎名桔平、存外にカッコ良かった。
もうね、世の憂いとか自身の小さくとも重要な悩みや逡巡とか心の中に棘のように残っている後悔とかが、観ている間は全て吹き飛ぶ作品。くだらなくて楽しくて少しじーんとする。ラストのあまりにもな予定調和もコレコレこういうのを待っていたのよ、となる。ホントに楽しい時間だった。
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