
私がここ数年観たゴシックホラーの中では1,2を争う出来。雰囲気アリアリで怖さマシマシ。
と言ってもこの怖さはグロテスクではない。ラストのクリーチャーはグロかったが、それ以外は割と静かな怖さというか、運命に抗えない哀しみの怖さというか。
ノスフェラトゥとは吸血鬼のこと。
幼い頃から悪夢に悩まされてきたエレン(リリー=ローズ・デップ)は美しい娘に成長したのち、トーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)と結婚して、これからは安定した人生を送る予定だった。ところが、夫トーマスが勤務先の不動産屋の社長から、オルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)が求めている物件の話をまとめて来るように言われ、オルロック伯爵の館に長期の出張に出掛けている間にまた悪夢が再発する。

一方でトーマスの方もまたオルロック伯爵の館で次々起こる不気味な出来事を体験していた。オルロック伯爵そのものも、常軌を逸した恐ろしい人物に見えた。どうにかして逃れようとするも、契約を取って帰らなければ報酬もなく妻を養えない。それにそもそも、帰る手段が見つからないのだ。そしてトーマスはその不気味な館で一夜を過ごした後、更に恐ろしい体験をすることになる。


全ては運命で定められたこと。遺伝子に組み込まれた運命。腕時計が象徴するように、何をどうしようが結局は終末の時間にただ辿り着くに過ぎない。「話せばわかる」などという甘えは存在しない。運命に帰結するためだけにそれまでの人生があったとさえ言える。その抗えないさだめこそが私が本作を「哀しみの怖さ」と述べた所以である。
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