
第二次世界大戦のさなか、アメリカは連合軍への参加を躊躇していた。その原因は、欧州に達するまでの海域がナチスドイツ軍に牛耳られていたことによる。ナチスドイツがUボートを駆使した海戦の達人であり、連合軍としてその海域に乗り込んで行くことは至難の業だったからである。そして軍用船だけでなく一般の漁船等も、ナチスドイツ軍の標的となっていた。ナチスドイツ軍はその海域を常に見回り、自国の船以外に対してはたとえ軍用船でなくとも暴虐の限りを尽くしていた。
これに対抗し、何とかアメリカ軍の参戦を謀りたい時のイギリス宰相チャールズ首相は、ある作戦を敢行しようとする。だがそれは無謀な作戦のように見え、国の軍事参謀の反感を買ったために秘密裡に行うこととなった。成功しても失敗しても、作戦に携わった者の名は世に出ない。成功したからといって報酬は無く、失敗したからといって悼まれることもない。だがそんな条件であっても精鋭を集めなければならない。そこで、軍では何かにつけて問題児であった少佐ガス(ヘンリー・カヴィル)に白羽の矢が立った。ガスは精鋭の仲間7人を募り、それぞれがそれぞれの役割を全うする最強の「特殊部隊」が結成されたのだ(この「特殊部隊」はMI6の前身となっている)。ガスは「007」のジェームズ・ボンドのモデルとなった人物らしい。

手に汗握るスパイ作戦の敢行は、画面に目を釘付けにさせる。冒頭の漁船のシーンから、実に痛快な破壊作戦が繰り広げられる。更に海域の要所となるナチスドイツ軍が支配するとある島に舞台は移り、ナチスドイツ軍の補給路を断つため、頭脳と実行力を駆使した7人の戦いが続くのである。スパイ物としてもアクション物としても至福。それが、ガイ・リッチーらしい洒脱な場面の連続で構成されるのである。

とても満足する作品なのであるが、男女問わずに洒脱の限りを尽くすので、この任務は自分には無理だな、と思ったのも確かである(誰もヤレとは言ってませんが)。全ての言葉の応酬、立ち居振る舞いがおしゃれ過ぎて…過剰とも言えるおしゃれさなのだ。軽妙洒脱で泥臭さがほとんど無い。ここに浪花節は一切存在しない。そこがガイ・リッチーの良さなのであるが、こうも連続して、どのシーンもどのシーンも軽妙洒脱に溢れている、となると逆に少し肩が凝るというか、その場面でそんな返しをしてる場合ちゃうやろ!(洒脱の対義が関西弁になってしまうのはご容赦ください)と突っ込みたくなってしまう。ベタベタの日本人である自分には、コレは無理だなぁ。

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