普通に面白かった。
…この「普通に面白い」というひと昔前の若者言葉みたいな表現はなんだろう。普通なら普通、面白いなら面白い、どっちかにしろ!と当時(ひと昔前)の私なら(息子たちに)言いそうだ。その私がこういう言い方をするのは、普通なんだけどちょいと面白い寄りなのよ、と言いたいが為。
「陰陽師0」。「陰陽師」なるものの成り立ちやこれまで幾多も世に表出されてきた制作物にこれまで一切触れてきた事がないので…なんなら読み方も怪しかった位なので(あ、これは勿論冗談ね、流石に読み方位は何とか)…私も正に「陰陽師0」ポジションである。単に山﨑賢人が出るから観に行ったという、何ともまあミーハーな理由で鑑賞したのであるが、そんな私にも判り易く「陰陽師の何たるか」を教えてくれた作品冒頭には感謝している。感謝してるけど、陰陽師ってその生業はもっとおどろおどろしいというか、呪いが背景にあるというか、そんな妖の存在かと思っていたので、こんな軽い作品テイストだとは…ちょっと印象が違っていた。
そう、良い悪いではなくて、どことなくノリが軽い。画面も「陽」の部分が殊更強調されたかのように明るい色彩に満ちているから、尚更そう感じる。もっと重厚な時代物でも良かったのではないだろうか?これは山﨑賢人と染谷将太だからなのかもしれない。あくまで見た目ということで。
見た目といえば…実は私は本作の途中から、いや、彼が出てきた瞬間から、安藤政信が国吉に見えて仕方がなかった。国吉Who?それは国吉佑樹。元横浜DeNAベイスターズ。トレードで現在千葉ロッテマリーンズに所属する右投げストガイ投手である。一度そう思ってしまうともうダメだ。作品上映中終始、安藤政信が出てくる度に「…国吉…」と心の中で呟いてしまう。もうめちゃくちゃだ。
安藤政信さん 静止画像だとそうでもないけど動いている姿とあの悲しげで疲れた感じとか もう一度思い込むとそうとしか見えない

国吉佑樹投手
私だっていつもいつも「この俳優とあの野球選手が似ている」と思いながら観ている訳ではない。そういえば似てるな、と思うのは大抵観終わった後である。だが、本作に限っては安藤政信が出て来た瞬間「…国吉だ」と思ってしまって、哀しいかな終始そうとしか思えなくなってしまった。
で、結局「陰陽師0」は私にとってそんな印象だけが残る作品となってしまったのである。
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