「悪趣味の日」2本目は「
FEAST 狂宴 」である。悪趣味な作品ではないかもなのだが、ブリランテ・メンドーサ監督のマニラ以外のフィリピンの家庭を描いた作品だと思うとそちら方向なのでは?と多少の期待を(何の?)持ってしまう。
多少ネタバレあります。
これは難しかったなぁ。内容が、ということではなくて、そこで定義されている「狂」の解釈が難しかったのである。そもそも私が勝手に「悪趣味の日」鑑賞作品と位置付けただけであって、別に悪趣味な作品ではない。だが、根底を流れる…在り方の大前提が悪趣味と言えば悪趣味だ。思い返すと「狂宴」というサブタイトルは言い得て妙だ。
それでもブリランテ・メンドーサ監督なんだからさ、ラストのFEAST が饗される辺りはそこに毒が入ってるんじゃないかと思ったよね?…思いましたよね?と誰にともなく質問してみる。ところが緊迫感の中静かに淡々と終わっていくものだから、それはそれで「ヤラレた」感に満ち溢れる。
赦しと寛容が、訴えたいことだったのか…。いや、そう考えたくてもまず本作を構成する大前提が理解できない。信じ難い、という意味の理解のできなさである。3児の父でもある夫を交通事故で失って、その後事故を起こした先の相手の家(レストラン)で一家揃って働く、と平たく言えばそういうことなのだが、夫を事故死させた人の家で働くなんて…と思ってしまう。雇う側は贖罪のつもりかもしれないし、雇われる方は一家の大黒柱を失って本当に食うに困る生活だったのかもしれない。だが、加害者に雇われるなんて…、被害者を雇うなんて…、日々常に喉元に刃を突きつけ合う状況を想起してしまうのだ。加害者にしたって服役した訳なので、全く罪を償っていないということでもない(だがこれには裏話があるのだが、それはまた別の視点)。何かこう…これがもっと裏に何かある、おどろおどろしい話なのかと思えばそういうこともないし、ただこの状況が信じ難いのだ。
フィリピンの現実社会にある貧富の差を描いているのに、この状況自体はありそうな事とは思えない。
ただし、フィリピンのレストランで提供される郷土料理はどれも美味しそうだった。あんなに沢山食べたら太る訳だ、と思ったりもしたけれど。
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