またしても煮詰まったので、春から夏にかけて観た作品でまだ書いていないものを。煮詰まるインターバルが短くなってしまった…。集中力の問題だろうか?いや、それもあるが恐らく…。
今これをスマホから書いているのだけれど、文字変換がこの春から秋の私を象徴していたので愕然を通り越して笑ってしまった。一文字入力すると、多くが野球関係のセンテンスに変換されて出てくるのだ。例えば「は」と入力した瞬間に「濱口」と出てきた時には(濱口とは横浜DeNAベイスターズの濱口投手のことです)、私ってバカなんじゃないのか、と我ながら苦笑。そう、脳みそが野球漬けになっている自分を、かつての自分に戻すのにまだ時間が必要なようである。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、これもワイスピ同様私の大好きなシリーズである。荒唐無稽な内容で、メインキャラは素敵だし、脇キャラまでもキチンと固まっていて飽きさせない。マーベルはもういいや、と思っている私が唯一継続して観ている作品である。
だが、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」のように、観た内容を全く覚えていなかったらどうしよう…と、これを書く前に身構えていた。愛用しているグルートのキーホルダーに顔向ができない。いや、正確に言うとグルートのストラップである。ストラップってもう使わなくなったので、無理矢理キーホルダーにくっつけて使っているのだ。と、そんな細かい話はどうでもいい。
しかし、覚えてないかも…の不安は杞憂であった。本作は、ロケットの物語である。ロケットって言っても空を飛ぶロケット🚀のことではなくてね、と昭和チックなボケは控えた方が良いだろう。ロケットの悲しい物語である。悲しみに溢れたロケットの生い立ちは、一作目からの彼のキャラからは想像できなかった。
いくつかの抗争を経た後、ガーディアンズの仲間たちが平和に暮らしていた星の本部が突然の攻撃を受けた。激しい攻撃の結果、ロケットは重傷を負う。ロケットを救うために仲間は奔走するが、生死の境を彷徨っていたロケットは、自身の過去を幻想する。その過去とは、ロケットの生誕から、今ガーディアンズとして活動するに至るその前の悲しく残酷な物語である。
シリーズ物ではあるけれど、一つの物語として完成されているし、仲間の尊さ、大切さをも感じさせてちょっとじーんときたりする。でも、くだらなかったり馬鹿げたりするいつものガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの性質(たち)は少し薄かったかな。
ラストにピーター(クリス・プラット)がロケットに船長の職位を譲り、自身の原点回帰のために故郷の地球に戻ることになるに至って、ああもうこれで私も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は卒業だな、と何となく感じてしまった。面白かったし楽しかったよ、ありがとう。でも、自分で思っていた以上に私はクリス・プラットのこのキャラが好きだったんだな。恐らく愛するグルートよりも。

(2023年洋画)
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