2019年にロードショー公開した「KINGDOM(キングダム)」の続編である。前作にはかなり熱狂した。王座を奪われて命を狙われた王を、孤児の青年が助けるという、キングダムの中では序盤の話なのであるが、アクションも素晴らしかったし、友情や絆というものがクローズアップされた展開が好みだったからである。
本作はどちらかというと戦記物の様相が強い。もちろん面白かったし、戦場シーンはダイナミックで臨場感があった。一兵卒の信が初めてのリアルな戦場で武者震いしつつも成り上がって認められていくのはカタルシスがあったけれど、どちらかと言えば、孤児の身から王の懐に入っていく前作のお話の方がお伽話的な要素もあってそそられたのは事実である。
とはいうものの、ホンモノのキングダムはここからがホンチャンだから。
信(山崎健人)と天下統一を目指す若き王えい政(吉沢亮)が再開を果たしてから半年後、魏と秦の戦いが始まり、信はそこに兵士として参加し戦うことになる。
戦場では伍という5人組を組んで隊を構成する。信が組まされた伍は、何か二級線というか、寄せ集めというか…なメンバーだったのだが、やがて知恵と勇気を持って最弱チームなのに戦い抜き生き残り、認められるようになる。
この末端の一兵卒の戦記は興味深いし、挿入される羌かい(清野菜名)の哀しい過去の物語もなかなか良かった。全体的にドラマ性は優れていたと思う。
そしてコロナの中、工夫を重ねて敢行した中国ロケ(実際には原地スタッフが撮った画を日本のものとすり合わせたリモートロケ)のダイナミズムがすごい。やると決めたからにはとことんやるのだ、というスタッフの知恵と気迫が伝わってくる。
この戦国時代の展開が、次作・次々作へと繋がっていくのを是非また観たいものである。そう思うと山崎賢人、出世したよなぁ。

(2022年邦画)
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