離れて暮らす息子と横浜駅で別れ、一人電車に揺られて帰路に着いた。これまで何度も、友人と別れて一人横浜スタジアムからの帰り道を辿ったことがあるのに、今日ほどこの道程を長く感じたことはない。スマホをいじることも眠ることもせず、ただただ、寂しさとの折り合いをつけようとしていた。
それは息子とまたもうしばらく会えなくなる寂しさなのか、プロ野球を楽しむというルーティンがしばらく無くなってしまう寂しさなのか。
私の今シーズンは、本日終了した。クライマックスシリーズファーストステージ敗退。2位で終わったリーグ戦、色々な意味で満足していたはずなのに、やっぱりファイナルステージに行きたかったなぁ!ああ、私ってファイナルステージにこんなにも行きたかったんだ、と今更ながらしみじみ思う。むしろ息子の方が大人で、9回裏の盛り上がりなどを、集大成と見て満足していたようだ。
宮﨑敏郎選手の「生涯横浜宣言」に始まって、息子と二人での横浜スタジアム観戦で終わる。今シーズンの私はいちファンとして幸せ者だった。そしてこれまで棚上げしていた色々なこともやらなければならない。ちょっと問題な位に未完了のものが山積みしている。パッと思いつくだけでもヤバい締切があるものが次々と。
そうだ、そしてこの2ヶ月近くほとんど観ていなかった、映画も観なくちゃだねぇ。