面白かった!こういうのが観たかったんだ!もし中高生の頃の次男が近くに居たなら、首根っこを掴んで絶対に一緒に観に行っていただろう。古地図を巡るお宝探しの冒険が、超絶アクションに彩られている。もう素敵過ぎる。あまり面白かったので、4Dでもう一度観に行こうかな、と思ったのだけれど、いや待て、と。大好きなマーク・ウォルバーグ補正がかかっているだけなのではないか?と自問自答し、何とかこらえる。
そう、マーク・ウォルバーグ。…遂にこういう日が来たのだ、と感慨深い。本作の主演は『「スパイダーマン」のトム・ホランド』。マーク・ウォルバーグが出ている作品なのに、彼は主役ではないのだ。これまでマーク・ウォルバーグは出る作品出る作品、常に主役を張っていた。本作だってダブル主演と言ってもいい役どころなのだけれど、やっぱり「ゲームの主役」じゃないものね。マーク・ウォルバーグ推しの私としては、一抹の寂しさを感じながらも、これでいいんだ、と心の中で呟く。いやもちろんそんな大袈裟な話ではない。ただ、主演ではなかったために、作品情報をゲットするのが少し遅れてしまった、とかその程度の話だ。
日米同時公開な上に、公開日からもまだ日が浅いので、ネタバレはしないけれど、一応「ワーキングマザーの映画レビュー」と銘打っている弊ブログであるからして(子供が成長してそれがだいぶ有名無実になってしまった感はあるけれど)、その観点から本作を評価させていただきたいのであるが、子持ちの、特に男の子を持つ方には是非にと勧めたい作品である。是非是非!

(2022年洋画)