12月に入ると日々が二倍速になったかのように過ぎていく。恐らく多くの方が同じように感じていらっしゃると思う。それに加えて何故12月に入ると途端に仕事が忙しくなるのか?何でもかんでも年内に終わらせようとかかってくるのはいかがなものか?
だが個人的に、今年観た作品は今年の内にアップするという方針がある。既に、ちょっともう自分では数を数えたくない位、今年観た作品で当ブログにアップしていない作品が多々ある。「多々」って言ってもまあ頑張れば年内には終わると思うんだけど。ってまるで仕事を振られた時の返答のようだ。
なので、メリハリを付けて、サクサク書くものはサクサク書いてしまいたい。
そこで本作「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」。
これはだいぶ前に、リモート試写会で鑑賞した。劇場公開はせず、web限定公開になるのだと当時連絡が来ていたが、今調べてみたら既にDVDになっているようである。
とても真面目な作りで、今だからこそ真実を告発されるべき作品。…だが、不謹慎な私はもう既に詳細を忘れている。従って、下記に映画.comから抜粋したストーリーを記す。
「1960年代後半から70年代のアメリカで、急進的な黒人解放運動を展開した政治組織「ブラックパンサー党」の指導者フレッド・ハンプトンが暗殺されるまでの日々を描いた実録ドラマ。元窃盗犯からFBIの情報提供者に転じたウィリアム・オニールは、ブラックパンサー党のイリノイ支部に潜入し、カリスマ的指導者フレッド・ハンプトンに近づく。その政治手腕で頭角を現しつつあったハンプトンは、J・エドガー・フーバー率いる捜査当局ににらまれていた。オニールはブラックパンサーとFBIの間を巧みに立ち回るが、やがてその心に葛藤が生まれる。自身の良心に従うか、FBIからの命令に従うか、思い悩むオニールだったが……。」
いやこんなことなら映画.comのサイトを見ればいいだけですから。と、おっしゃられても反論できない。これを今読んでみても、そうそう!このシーンがこうでああで…などと思い出す事が殆ど無いのだ。潜入捜査官的なスパイとしての苦悩と葛藤については、真実であるだけにうむ…と感じ入ってしまったけれど、観た当時は「FBIってやり方が汚いよなぁ」程度にしか思わなかった。結局は使い捨てな訳よ。オニールが黒人かどうかは別として(いやそこを別にしたらダメでしょうが)、彼らにとって駒は駒に過ぎない。そんなアコギなやり方をしても、何としてでも急進的な黒人解放運動を阻止したかったのだろう。その精神は21世紀となった今でも脈々と受け継がれていると思う。
ちゃんとした作品であるし、アンダーグラウンドにある真実を世に表すという点では評価されるべき作品だと思う。だが暗い。暗いのよ。それも手伝ってか、少々エンタメ性に欠けると私は感じた。

(2021年洋画)
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