初っ端から、これはもしかしてマズイものを観てしまったのか?と思った。ヒロイン役の彼女の毛量が凄いのだ。もうその毛量の凄さに釘付けになり、変な妄想さえ湧いてきた。あの黒髪がぐるんぐるんとなって、最終兵器になり、そして…。
だが、彼女がメドゥーサになることもなく、お話としては結構面白かった。やっぱりアジアに似合うのは妖怪だよなぁ。モンスターとタイトルでは謳いつつ、形状も恐らくモンスターをイメージしたものだと思われるのだが、それでも総合的に見るとモンスターでも怪物でも死霊でもなく、やっぱり妖怪なんじゃないかと思わせるクリーチャー。そして妖怪たちもハンターも魔法陣もお札も、とても好みなのであった。紙人は可愛かったし。
(ただ、ショーン・ユーがココリコの遠藤みたいに見えてしまった。あんなに爽やかイケメンだったのに。)
幼い頃から怪物が見えてしまい、それが故に妄想症として精神病棟に隔離されてしまうレイ(ジェシー・リー)。彼女は外に出たいがために、妄想の事を押し隠し、治癒したということで退院をするが、その時には母は行方不明となっていて、一人でアパートを借りてスーパーで働くしかなかった。
ある夜、スーパーに巨大な怪物が現れ、店員たちを襲う。窮地を救ったのは、モンスターハンターの猛(モン)(ショーン・ユー)とその相棒の紙人。彼は各地で怪物を退治して、石に閉じ込める仕事をしていた。だが、モンの実力はあまり優れているとは言い難く、当夜のその怪物退治も、この時点ではまだ誰も気づいていなかったけれど、実はレイの隠された力が影響を与えていたのだ。
レイは、単に怪物が見える感受性の強い少女だった訳ではなく、怪物界と人間の世界を行き来できる、特別な才能を持った選ばれた人間であり、やがてその世界での頂点に立つべく運命づけられた者だったのだ。妖術の世界での全権をレイが委ねられる日が来るまであと三日。もちろん事がスムーズに進行する訳がない。レイは、力を継続して持ち続けたい今のトップ…「魔女」と言っていいのかな?と彼女が操る怪物たちに、命を狙われることになる。
誰も頼る人のいないレイは、モンを頼ることになる。モンのアパートで共に過ごすことになったのだ。モンの部屋は、妖術の色々に満ちていた。そこでモンの優しさに触れ、更には自分を待つ運命のことを知るに至って、レイはモンのことを頼りにするようになる。そしてモンにとっても、初めて守るべき対象が見つかったのだ。
ファンタジー色の強い作品だけれども、決して子供騙しという訳でもない。大人も好むゲームの世界で、この手のバトル・ファンタジーが展開されてもおかしくないと思う設定。
特に、時間軸が繰り返されるパラレルワールドの設定や、モンと敵が追いつ追われつのバトルシーンの、高低を巧みに使った迷路のような構造の空間はすごく良かった!あそこのシーンは(もちろん劇場の中でだけだけど)何度でも体験したい。まるでパークのできのいいアトラクションのよう。
でもって、香港映画にありがちな、泥臭くて浪花節なテイストも好みである。何といっても、モンの部屋に代表されるように、アジアンテイストの部屋の構成や模様がカワイイのだ!いや~ん、カワイイ~、とくねくねしてしまう位に。若い頃だったら一度はあんな部屋に住んでみたい。トイレが剥き出しなのは勘弁だけれど、それもショーン・ユーが気を利かせてくれるならさぁ~、無問題じゃん?
監督・脚本は「全力スマッシュ」のヘンリー・ウォン。
(2021年アジア映画)
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