大掛かりな仮面ライダーシリーズのような感じ。いや、人造人間キカイダーと言った方が相応しいかも。何にせよこれは現実には全くあり得ない。あり得ないのに、そのことに憤りを感じたりすることは全くない。
思えば「ポリスストーリー」は、初回から今に至るまで、何度も繰り返し使われてきたタイトルである。だから、その後何度も「ポリスストーリー」シリーズが出てもそれはそれで個々に別物と認識している。ただただジャッキー・チェンが香港で警察官(それも殆どの場合がチームリーダー)を演じるのが「ポリスストーリー」なのだ。この題名にそれ以上の又はそれ以下の意味は無い。
ということを前提にして観れば、娯楽作品としてなかなか楽しい作品であった。
作中のリスン役があまりにもイケメンで、それも嬉しい。いやあ、イケメン韓国人俳優かと思いましたですよ。と思ったので調べてみたら、彼はショウ・ルオではないか!コスプレしてない彼をスクリーンで観るのは初めてかもしれない。イケメンの出演にジャッキー・チェン主導のアクション満載とくれば、もう向かう所敵なしだ。
しかし、内容は仮面ライダーかはたまた人造人間キカイダーなのである。恐るべき機能を持った人工心臓を開発した科学者が、それ故命を狙われ殺されるが、科学者は亡くなる直前にその人工心臓を病で亡くなった少女の胸に埋め込み、彼女が大学生になった年頃に、再度悪党からその心臓を狙われるという展開。
ネタバレが云々ということ以前に、ここまでの粗筋から言えば、科学者が命を狙われた時の護衛チームのリーダーがジャッキー・チェンであることは明らかであるし、病で亡くなった少女というのがジャッキー・チェンの娘であることもまた自明である。これが切ない展開になるように、ジャッキー・チェンは命が助かった娘を安全のため施設に入れ、自分が父親であることはひた隠し、彼女を常に遠くから見守ってきたという設定になる。そう、あの悪党が彼女を公然と狙って来るまでは。
エンドロールのNG集に至るまで、サービス精神満載の作り。安心して観られるアクションって、「安心」と「危険なスタント」には親和性が無いはずなのに、ジャッキー・チェンの作品の場合には両者の両立は全くアリである。シドニーの街を縦横無尽に駆け抜けるアクションは、オペラハウスでまさかの大活劇など見所も満載。
何となく、こんなジャッキー・チェンの「ポリスストーリー」は永遠に続くような気がする。続いて欲しいな、と願う。そして「ポリスストーリー」を観続けられることはとても幸せなことなのである。
(2018年アジア映画)
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