
シネマート六本木で最後に観る作品はこれにしようと、だいぶ前から決めていた。スクリーンで香港映画に触れた最初のきっかけはキネカ大森だが、はまって以降の香港映画のほとんどはこの箱で観てきたのだ。韓流映画がかまびすしい時代にも、わずかにかかる香港映画を貪るように観に行った。だから、最後は香港映画で。そして新作で。

だからそう言っちゃアレだけど、内容なんか私にはどーでも良かった。チョウ・ユンファ!アーロン・クオック!そしてドニー・イェン…!キラ星の正にスター達!ご褒美のようにスクリーンに会する。ワイヤー云々以前に特殊効果がバリバリで、それでも何故かチープさのかけらが拭えない、これも又香港映画。
そして、何と言っても監督が「ドッグ・バイト・ドッグ」「アクシデント 意外」のソイ・チェンなのだ!これも私がこの作品を最後にとっておいた理由の一つ。

チョウ・ユンファ、好々爺みたいになっちゃってねぇ〜、とか、アーロン・クオックのように一見穏やかそうに見えるナイスミドルが実は本当のワルなんだよねぇ〜、とか、ドニー・イェンは猿の動きも超上手いね!でも肉体美が見せられなくて残念だったね!とか、そんな楽しみごとを見つけて悦に入ってた。

孫悟空の誕生から五行山で500年の眠りにつくまでの物語。昔々、世界には天界と魔界と下界があって、三界を治めていたのは天界だったが、その内天界と魔界は大戦争を繰り広げるようになる。一度は天界が勝ち、魔界の住人を追いやって二度と天界に入れないように南大門を設置するのだが、天界の玉帝(チョウ・ユンファ)の娘に命乞いをされて永らえた魔界の牛魔王(アーロン・クオック)は、玉帝の娘共々追いやられたものの、再び打倒天界に燃え、先の大戦で天界を立て直した時に生を授かった孫悟空(ドニー・イェン)を利用して南大門打破を試みる…。

評価するとしたら、極彩色で迫力に満ちた三界の描写であろう。ぶっちゃけストーリーもアクションシーンも期待したものとは程遠かった。先のキャストが出ていなかったら、監督がソイ・チェンでなかったら、見向きもしないことだったろう。でもいいの。「鳴り物入り」が実態は鳴り物だけだったなんてことはよくあることだから。

あと、狐と猿の尻尾の絡め合いによるロマンスシーン、ドニー・イェンのロマンスシーンの中でこれまでで最高に良かったよ。
(2015年に観たアジア映画)
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