
ウォン・カーウァイの代表作のひとつ。そして私の周りの人の評価は概ね「恋する惑星」っていいよね、なので、「観るべき作品リスト」に常に加えてはいた。これと「ブエノスアイレス」ね。だけど、実はウォン・カーウァイとは相性が良くないので、長年にわたりためらってはいた。一方で、この伝説の作品なら私にもウォン・カーウァイ大丈夫なのかも、という期待を込めて、このシネマート六本木閉館イベント「香港電影天堂 最終章」で観なければいつ観るのだ?と、自分を奮い立たせて鑑賞。

あの時代の作品だなぁ〜。どんな表現もちょっとずつ当てはまらない独特な作品。スタイリッシュな、とも違うし、キッチュな、しみじみ、ほのぼの、どれも少しずつ違う。尖った、というのはちょっと当てはまるかな。トンがった、というのか。
「その時、僕と彼女の距離は0.1㎜。数時間後僕は彼女に恋をした」金城武のこのモノローグで彩られた、香港という小さな惑星で起こる恋の物語。金城武編とトニー・レオン編の二つの物語のオムニバス。失った恋、出会う恋。失恋する度ジョギングをするモウ刑事(金城武)は、金髪にサングラスの常にキレ気味な謎の麻薬ディーラーの女(ブリジット・リン)に恋をする。真面目だけどちょっと抜けてる警察官633号(トニー・レオン)は、キャビンアテンダントとの恋に破れ、勤務中に夜食を買う店でバイトをしている女フェイ(フェイ・ウォン)と恋に落ちる。

で、結論として、私はやっぱりウォン・カーウァイとは相性が合わないんだなぁ〜。いや、いい作品だったし、面白くなかったわけじゃないし、公開時のリアルタイムで観ていたら、そこそこファンになっていた筈の作品。青春真っ盛りのあの頃に観ていたら。そこそこはすに構えられるのも逆にリアルで。幻想的な作風とは対照的な捉え方だけれど、きっとそのふわふわ感をリアルに感じていた筈。そしてもしかしたら「恋する惑星」っていいよね、という会話に私も混ぜてもらえたかも。

だけど、この作品のファンの多くの人が感じるフェイのキュートさも、私には何だか若さゆえに他人を振り回す自己中のストーカーにしか見えず…。それは私が大人になってしまったという事なのか。それとも…。とはいえ自分がどんなに大人になったとしても、トニー・レオンのカッコよさには変わらず脱帽してしまうなぁ。トニー・レオン(や金城武)の方がフェイよりずっとキュートよ。

(2015年に観たアジア映画)
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