
抜群の安定感。シリーズを観てきた人にとって、全てがそうそう!とうなづける仕組み。
このシリーズの大ファンの次男にせがまれてせがまれて、それでもなんだかんだで忙しくてずっと連れて行けず、やっとこさっとこ観に行けたのだが、ファンであるが故の感想として、もうこれが最後であろうという残念な気持ちの一方、「でもこれ以上やってももうネタがないよね」とは次男の弁。時が経ってラリー(ベン・スティラー)の息子が、あのかわいい協力者から世の中舐めた若僧になってしまったのと同様に、時代は変わるものだし、思い出もうつろっていく。そして、ルーズベルト役のロビン・ウィリアムズも鬼籍に入ってしまったし、老警備員役のミシェル・ルーニーもこれが遺作。となると、有終の美を飾る作品として、本作は相応しいし、これ以上続けない方が確かにいい。

石板の力が衰えた事により、展示物達の命もついえそうな危機に直面したラリーと展示物達は、石板の秘密を解くために、大英博物館へと向かう。もちろん、夜の。邪魔が入りながらも何とか石板の力を回復させたラリー達だったが、その結果、ある重大な決断をする…。

博物館(それも夜の)が持つ特別なドキドキ感。展示物が意志を持って動き出すファンタジー。それは、石板の魔法の力によるもので…と、素晴らしい発想と展開にワクワクしながら観てきたこのシリーズ。終わるのが残念の気持ちを込めて「例えば今度は”大英博物館に舞台を移して大英博物館の展示物がメインで”なんてどう?」と水を向けても、「それは違う」と静かに言い放つ次男。全て物事には始まりがあり、終わりがある、と、彼なりに考えての発言か。そう、そういった点からも、まだ子どもらしいワクワク感と興味を持って鑑賞できる内にシリーズ全部見届けられたのは良かったのだと思う。

そして私はこのシリーズに本当に感謝している。夢に描くような楽しみを、映像で具現化してくれた。家族で一緒に楽しむ事ができた。もしかしたら、今この時にも、世界中のどこかの夜の博物館で、彼らは動き出しているのかもしれない。


(2015年に観た洋画)
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