
シネマート六本木がこの6月に閉館するというショックなニュースを受けてから早ひと月。これから一体私はどこで香港映画を観ればいいというのか。
この、楽しみにしていた香港映画フェアも、終末へのカウントダウンかと思うと、喜びもトーンダウン。しかしながら、取り敢えず劇場内のPOPを撮影してみました。


私の脳内としては、怒濤のカウントダウンに相応しい、ダンテ・ラム作品。もちろん、ニック・チョンも出演している。対峙するのはダニエル・ウー!とくれば、一食抜いてでも駆けつけたいもの。しかし本当はニック・チョンにダニエル・ウーが対峙する、というよりも、ダニエル・ウーがメインなのだけれどね。

それでどうか?と聞かれれば、あー、久々に香港映画らしい香港映画を観たなぁ、という感想。だがしかし、すげー面白かった!という訳ではない。特に、ダンテ・ラム作品として考えるなら。いや、あとからつらつら考えると、面白かったですよ。ただ、「すげー」が付かないだけで。ダニエル・ウー熱演だったしなぁ。あそこまでイケメンであそこまで汚れ役をやれるのは、彼だからこそ。

デイブ(ダニエル・ウー)は、35歳の警察官。性格に難ありということで(主に協調性がないことが挙げられる)、これまでに23ヶ所もの所轄をたらい回しにされてきた。今の勤務地は救急病院内にある派出所で、たった一人の勤務で誰とも交わらない事が原因か、そこには一年以上在職している。
その頃、香港の街では、悪鬼の面を被った武装強盗団が傍若無人な活動を行っており、市民はもとより警察官も命の危険にさらされていた。

ある夜、その武装強盗団のボス、ホン(ニック・チョン)が警察に追われる途中で事故を起こし、瀕死の状態で病院に現れた。ホンを誰とは知らず、正義感からホンに自分の血を輸血したデイブ。しかし、その最中、病床に横たわるホンに、デイブはあり得ない人物の面影を見る。

同期の女部長の意向で、現場に異動になるデイブ。そして、武装強盗団を追う事になる。そこには、病院を脱走したホンも加わり、又しても高速道路上で常軌を逸した捕物が繰り広げられるのだ。そこでデイブは同僚の無残な死に直面し、それをきっかけに心の崩壊が表面化していく…。

きっと私は、荒唐無稽な作品は好きなのだけれど、統合失調症とか人格投影とかがメインになる展開は、それだけでもうごちそうさま、になるのだと思う。夢オチに鼻白むのと似た気分。狂った演技は好きだけれど、本当に狂っているものを追っかけるのはちょっと…。リーズンホワイに深みがないというのか…。
そう、それで言うなら単純に、正に人は誰でも心に闇を、悪の心根を持っている。のだよ。とだけを言われたほうがいい。
ちなみにこの作品は、実際に香港で起こった警察官が警察官を殺した事件に着想を得て作られたとのことである。
(2015年に観たアジア映画)
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