
告白すると、自分がスクリーンで鑑賞した映画でこれまでのNo.1は、ジョニー・トー監督の「ザ・ミッション〜非情の掟〜」である。何年経っても何作観ても、これは未だに変わらない。
だからどことなく恐れていたのかもしれない。「ザ・ミッション…」の前哨戦とも言える、この「ヒーロー・ネバー・ダイ」を観る事を。
だが、デジタル・リマスター版が期間限定で上映されると知って、肚を括って劇場へ。

…どう言えばいいのか…陳腐な言葉だが、凄かった。もしこれを観なかったら、人生損をした、と言ってもいい。そこここで炸裂する原石ママのジョニー・トー節。原石なのにこの完成度はどうだろう。

敵対するボスに仕えるジャック(レオン・ライ)とチャウ(ラウ・チンワン)は、深く交わる事の許されない好敵手。だがそれぞれボスに裏切られ、愛する女をも失い、復讐を敢行する…。


やー、もう、もう!である。ジョニー・トーにしか作れない名シーンのオンパレード!そしてレオン・ライ…!私はここまでカッコいい男を見た事がない。なんか誰に対してもそう言ってるみたいだけど、決してそんな事はない!カッコいい!カッコ良過ぎる!いや、「ヒーロー・ネバー・ダイ」のレオン・ライには今出会ってむしろ良かった。もっと若くて年相応の時だったらはまり過ぎて破滅していたかも。と、思う位。

そして今気づいたのだけれど、ジョニー・トー作品はまごう事なき男の世界なのだが、実は(本作なんかは特に)少女漫画の要素が隠されているのだなぁ。だから抵抗感無く世界に入って行けるのかも。少女漫画といっても黎明期の和田慎二や美内すずえのような、ね。
とはいえ、この「ヒーロー・ネバー・ダイ」を見終わった今でも、相変わらず私の中でのNo.1は「ザ・ミッション…」に変わりはないのだけれどね。観る順番が違っていたら変わっていたのかな。いや、やはりこちらに先に出会っていても「ザ・ミッション…」だったな。と、人様には全くどーでもいい事ですが…。
でも、この「ヒーロー・ネバー・ダイ」を公開当時に観ていたら、その後のジョニー・トー作品のそこかしこに片鱗を読み取れて、それはそれで面白かったに違いなかっただろう。
こんなに固唾を飲んで観られるなんて、本当にスクリーンで観て良かった!
(2014年アジア映画)
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