
アンディ・ラウの本格アクション作品なのである!いや、もう、すっごいアクション!思わずアンディ・ラウの年を確認してしまった。53歳…。なんつー男よ。

私は特別に華仔迷ではないので、ーもちろんそれにしては年に最低でも一回はアンディ・ラウの出演作品を観ている事にはなるのだがー、今回はフー・ジュンが悪役をやるのにそそられて鑑賞。あと個人的にタイプじゃないので全く魅力は感じないのだが、最近演技にぐっと幅が出てきたのは認める所のラム・カートン。この2人もとても良かったが、何と言ってもアンディ・ラウに尽きる。ここまですごいアクションをかつてアンディ・ラウが演じた事があるだろうか?ダイがハードでネバーなのだ。と、色んなものが混ざってしまう位。思わずタイトルに原題も付記してしまった。正に暴!暴!暴!熱帯低気圧が台風に変わろうかとする事にも気づかない程に激しい、善と悪が吹き荒れる嵐。

端的に言ってしまえば、血も涙も無い完全無欠の悪と、清廉潔白な善とが戦う物語。そして全き善のアンディ・ラウが悪を前にした無力感に、遂には別の悪の道に陥ってしまう。ジョニー・トーも脱帽してしまう位の弾の消費量の中、この転落の軌跡が対照的で哀しい。

この凄まじく誰も幸せにならない展開の中では、ラストのセンチメンタリズムもやむなし、か。
(2014年アジア映画)
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