
大人のファンタジーである。小粋で小洒落ていて、ちょっぴり胸に切ない。結構、「あったら素敵」なオハナシかも。
とはいえ、ジョン・タトゥーロとウディ・アレンの魅力で8割はもっている作品。ジョン・タトゥーロが思いの外良かった他はほぼ想定内。そして、「こういう感じ観たいなぁ〜」と思っている人にはまず食あたりはない。

簡単なストーリーはこうだ。
フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)とマレー(ウディ・アレン)は旧知の仲。フィオラヴァンテは、代々続けてきた古本屋が、にっちもさっちもいかなくなり、遂に店をたたむことにした。店をたたんだからとて急に羽振りが良くなる訳でもなく、フィオラヴァンテは、花屋でアルバイトをしながらその日の糧を稼いでいる。
そんなフィオラヴァンテの窮状をみかねて、又、店がなくなると、そこを手伝ってきたマレーにも拠り所がなくなるため、マレーは、ある事を思いつく。それは、知り合いの女医から「(私達レズのカップルと)3Pができる男はいないか?」と持ちかけられた事から始まった。そう、マレーはフィオラヴァンテをその試みに相応しいジゴロに仕立てようと思いついたのだ。
幸い(?)フィオラヴァンテは、パーフェクトなまでの適任者。かくしてヴァージル&ボンゴのコンビ名でニューヨークのジゴロ稼業は始まったのである。

「商売」は順調に進んでいく。上客だらけのこの「商売」、地味に古本屋を続けていたら得られない報酬を毎回手にする2人。マレーの女衒ぶりも板につき、何もかも上手くいくように思えた。そう、フィオラヴァンテが厳格なユダヤ教信者である未亡人のアヴィガル(バネッサ・パラディ)に対して本当の恋に落ちるまでは…。

ヴァージル&ボンゴのコンビは絶妙だし、厳格なユダヤ教の私設裁判なども初めて見る光景で面白い。もちろんコメディ風にアレンジしてあり、皮肉満載なのだろうけれど…
大人の恋は、異なるものを(この場合は異教徒)異なる立場を尊重して受け入れる事から始まるのか。よく、「初恋は成就しない」とはいうけれど、もしかしたら大人の本気の恋の方がなかなか成就しないのかもしれない。
出演は他にシャロン・ストーンなど。
(2014年洋画)
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