
日本の若手俳優の中で、好きな男優を二人挙げろと言われたら、山田孝之と藤原竜也、と即答できる私にとっては見逃せない作品。という事で、次男を誘いてくてく劇場へ。

作品については、…まあまあ。CM通りのストーリー紹介だけをするとすれば、その眼力で人を意のままに操る不思議な能力を持った男(藤原竜也)が、唯一人自身の能力が通用しない男、田中終一(山田孝之)と出会い、田中を抹殺しようとする物語。
幼い頃からその能力の為に、父親からでさえ「化け物」と疎まれ、孤独な人生を歩んできた男であったが、一方田中の方も、家族全員を交通事故で亡くすも自分だけが軽傷で助かる、という…そしてそれは他の場面でも、どんな怪我を負っても極めて早く回復するという…特異な能力を持っていた。

男が田中を追い、抹殺しようとする。他者を巻き込みながら。その過程で、これまでの人生で自分だけが「生き残って」しまった事に対する負い目を常に抱いていた田中は、自分がこの世に生まれた理由は、もしかしたら男の暴挙を止める為なのではないか、と気付く。
ストーリーは、これ以上でもこれ以下でもない。身も蓋もないけど、それが事実。だからと言って面白くなかった訳じゃない。そこそこ。まあまあ。という表現だと失礼ですか?
で、展開に関してこれ以上言うべき事も無いので、二人の男優の競演について。

ぶっちゃけ、期待していた以上のものはなかった。いや、もちろんそれぞれ良かったんだけどね。一瞬のシーンだけど、二人の個性が上手く化学反応したシーンもあったし。ただこれも、そこそこ。まあまあ。
で、地上波で放送していた、夜のバラエティ番組を思い出した。番組タイトルは覚えてないけど日テレである事は間違いなかろう(日テレ系列がバックについた作品なのでそう思っただけだけど)。お笑いタレントたちがひな壇に板付いて、ゲストに質問したりゲストとトークの花を咲かせたり、という、よくある番組。そこで、映画のプロモーション活動の一環として、ゲストに藤原竜也と山田孝之が呼ばれていた。で、なんじゃかんじゃと進行していくのだけれど、この二人、全くと言っていい程トークが面白くない。それも違う方向性での面白味のなさ。断言するけど、芝居をやってきた人間特有の面白味のなさ。芝居でカッコいい男と付き合ってみると私生活が全くつまらないというよくある(よくある?ホントによくあるのか?)アレ。とはいえもちろん、男としての色気は山田孝之の方が圧倒的にあるのだからこの評価は相応しくないかも(山田孝之については言い換えれば、こういう人と私生活で付き合ったら苦労するだろうなぁ…という表現もアリだと思うけど)。でも、芝居で見せるあのきらめきは全くなく、お仕事とはいえこんなところに来させられて、気の利いた事が言えない自分をいじられて、何かお気の毒な二人だった。結局何が言いたいかというと、二人とも根っからの役者なんだね〜。つまり、藤原竜也は緞帳が上がってから、山田孝之はキューのサインが出てから、のみ、輝くという訳だ。

という事を思うと、やはりこの二人の役者は大した演者なのだと思う。なので、たとえ内容が少年マンガの焼き直しみたいなものだと判っていたとしても(実際には2010年の韓国映画「超能力者」のリメイクだが)、この二人が出てくる作品は観ずにはいられないのだ。

(2014年邦画)
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