
パロパロ作品である。そうと知らずに鑑賞したから、途中まで自分の立ち位置が判らなかった。どう観たらいいの?どう観るべきなの?いや、もちろん「べき論」は不要。「ヤンが潜入捜査官である事を知らないのは彼のボスだけ」の所で私の笑いのツボが決壊し、もうあとはひたすら可笑しくて可笑しくて。場内三人しか観客が居なかったから、ゲラゲラ笑うのも恥ずかしくて密やかに笑ってましたが。
色んな香港ノワール作品のパロディ満載。潜入捜査、跡目争い、義兄弟の契り、必ず舞台となる中華料理店、全てがパロられてる。二手に分かれて跡目を争う配下達が、あるじを庇って次々警察に捕まる時に突然始まるミュージカル風は、「レ・ミゼラブル」のパロディかと思っちゃいましたよ。この作品は2009年モノだからそんなはずないんだけどさ。

香港映画好きには面白いんだけど、一般的にはまあたいしたことない作品でしょう、ずばり。でもいいのよね。私の口ぐせ、「これも又香港映画」。イーキン・チェン観れただけで満足だし。相変わらず素敵だわ。ジョーダン・チャンったら加瀬亮にそっくり。「頭文字D」の頃からしてもだいぶぽっちゃりしちゃったか?!
粗筋を少々。
借金まみれのフォーソイ(アレックス・チャン)が組の跡目をフォーナン(ジョーダン・チャン)に譲ろうと目論むが、長年刑務所に入っていたイン(イーキン・チェン)が出所したのを機に、彼の母親(ミシェル・イェ)が跡目は息子に、と譲らず、そこに別の輩(部下が潜入捜査官だと気づかないボス)も跡目を狙って絡んできて…というオハナシ。インとフォーナンは実はチンピラ時代のとある出会いがあり、彼らは二人してある作戦を実行するのだが…。

インもフォーナンも、周りの期待とは裏腹に、どちらも跡目なんかにはなりたくない、というのがミソ。インは獄中暮らしの中で啓発されて、大学に行って学問を極めたいと思っている。フォーナンは経営している中華料理店が上手くいっていてこれ以上望むものは何もないし、家族を守りたいから。
パロディ部分以外にも笑える部分は沢山ある。大学受験の面接に出向くインだったが、母親を筆頭にして、インを入学させろ!と構内で大乱闘を繰り広げ逆効果、とか(むろんそれを狙っての奴らの仕業だけど)。
「インファナル・アフェア」のトニー・レオンをパロっての登場の潜入捜査官も、そのボスだけが気づかないけど、周りは全員潜入捜査官だと知っていて(だって自己アピール激し過ぎ)、ワザとガセネタをつかませて警察を手玉にとるとか。
例)みんなヤツの前ではわざと大声で作戦を喋る。そしてそれはお約束通り警察に筒抜け。
イーキン・チェンの若い時役の俳優が、成人したイーキン・チェンと全く姿形が似ても似つかないとか!(爆笑)

イーキン・チェンとジョーダン・チャンは「古惑仔」以来13年ぶりの共演なんだってね!なぜ「古惑仔」は廉価DVD化してくれないんだろうか?切望しておりますが。あと、シリーズ全作出しておくれ〜!
ところで劇場で作品のポスター貰っちゃいました。嬉しいけど、どーしろというのだ?!それに劇場の人は手渡す時に確かに「イーキン・チェンのポスターをどうぞ」って言ったゾ!それは微妙に違うだろう?!
(2014年アジア映画)
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