
偶然にも殺人事件を目撃し、自らも被害に会った消防士が、証人保護プログラムに基づいて別人となるものの、執拗なギャングのボスに命を狙われ、自衛という名の復讐に乗り出す物語。
これだけでも非常に濃い面白い展開。加えて主役が消防士ならではの、炎燃え盛る中の脱出劇は手に汗握る。

だから、決して「ブルース・ウィリスが…!」なーんて宣伝文句にしないでね。お願い。ブルース・ウィリスは地元警部として登場するも、そして更に近頃にない渋い役どころではあるものの、やはり彼でなくては、という部分はないし。でも、逆に演技も光りいい重鎮ぶりでしたが(だけど、彼に関わる伏線は張られて回収されずに終わり、の感は否めないけどね)。
最近では、「あのブルース・ウィリスが…!」が宣伝文句に散りばめられている作品には必要以上に警戒し、今回も駄作の香りが漂っているような気がしていた私だけれど、その警戒は無用でした。ちょっと儲けた感じ(笑)。

証人保護プログラムが絶対の安全を保証するものではないこと、がよく判ったし(過去を消すのはたやすくないこととかも含めて)、究極、人がやる時にはやらねば!と決意するのは、守るべき存在ができて確固たるものとなること、などに頷けたりもして、とても面白い作品でした。
(2013年洋画)
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-19233916"
hx-vals='{"url":"https:\/\/tokokonats.exblog.jp\/19233916\/","__csrf_value":"3c705e13f1de83163808ba05c3a772d6dbb9d8392bf9099fda7b7bb072f5e54499f5fa429ed042d4c0d5d410be0dab93017e1ad361aa7f94405ee7d11bd3b6a1"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">