
小学生には難しかったかな~。井筒和幸監督だもんね~。半島や争議の話が出てきても、息子にはチンプンカンプンのことだろう。ゴメンネ。単なるお宝争奪物、よりは、背景が複雑なので、大人としては面白かったんだけど。
役者陣は優秀。最近の邦画の質が上がったのか、それとも、ジャリタレ・アイドル映画(お涙頂戴・20代恋愛物なども含む)との二極化が進んだための嬉しい誤算なのか。
恐らくは原作に忠実な展開。登場人物のキャラクター設定も。「ジャイアン」と称される浅野忠信が演じる北川は、高校の後輩である幸田=妻夫木聡の力量を買っており(鍵開錠のプロフェッショナルとしてだけではなく男としての決断や度量も含めて)、大阪に誘い出して、銀行の地下に眠る金塊を強奪する計画をもちかける。仲間は他に、北川の弟春樹(溝端淳平)、システムのエキスパート野田(桐谷健太)、エレベーター管理会社に勤め、半引退の身ではあるものの、建物内の経路に熟知していてエレベーター操作も実際に行える斉藤(西田敏行)、そして、爆発物製造・設置のエキスパートとして幸田が目を付けた、北朝鮮からスパイ活動で潜入していたものの、今は祖国を裏切って隠遁生活を送るモモ(チャンミン)であった。

単なる-という言い方は乱暴だけれど-金塊強奪の計画が、仲間の命の危機に発展し、そして次から次へと事件が起こる。春樹に起因したもの、モモに起因したもの、そして斉藤に起因したもの…。過去から連綿と続く「実は…」の重なるドラマ展開の中、黄金強奪の夜は訪れる。
それにしても、公開当時の映画館は激混みでした。若い人が多かったけれど(最年少であろう息子は数に入れていません)、みんな、“国鉄の労働争議”とか言われても判るんだろうか?
ああ、そして…!東方神起のチャンミンは、まったくもって、単なるイケメンどころかすごくシャープで素敵でした。
(2012年邦画)
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