
ジョン・エドガー・フーヴァー。1895年生まれ。アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官。就任当時のカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで、8代の大統領に仕える。彼の持つ情報量は莫大であり、アメリカ合衆国のスキャンダルを主とした秘部を全て取り仕切っていたと言っても過言ではない。1972年に亡くなった後、その秘密資料は秘書のヘレン・ギャンディによって処分された。
彼の回想録を執筆するにあたって、年老いた(それでも現役)J.エドガーの口述を元に、物語は展開する。

地味だがしっかりとした骨太の作品。役者連中も非常に優秀。やはりレオナルド・ディカプリオはある時を境に一皮も二皮も剥けたのだなぁ、と思う。ヘレン役のナオミ・ワッツも老け顔演技をものともせず、静かな佇まいが逆に現実的。フーヴァーの片腕のクライド・トルソンを演じたアーミー・ハマーもすごく良かった。特にクライドの秘めた愛情で忠誠を誓う所が。監督クリント・イーストウッドの親父魂が密やかに燃える、137分の長さを感じさせない見応えのある作品だった。

ジョン・エドガー・フーヴァーという人物は、結局、偏執的なまでの情熱と愛情で生き抜いてきた人なのだろう。強引で、権力欲が強く、悪意ある意味でのスノッブな所がうまく描けていて、決して好人物ではないのだが、何故長年権力の座に就いていたのか、は、彼が持つスキャンダルのファイルだけが原因ではないような気がする。
この作品は、結局は、情熱と愛情の物語だった、と思う。
(2012年洋画)
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