
子供向けです。子供向けが悪いと言っている訳ではない。ここまでゴージャスな子供向けの作品はそれはそれで好きなので。冒険あり、出会いあり、裏切りあり。登場人物が全員バカっぽい所も結構好き(ミラ・ジョボヴィッチを除く)。ないよ、ないない、と、言ってもしょうがないでしょ?ダ・ヴィンチだと言いながら、地球上のあらゆる法則(特に重力)を無視した展開、ドキドキしながら子供が観るのにはちょうどいいんじゃないかしら?
上の子と一緒に3D試写会観たのでそれもまた楽しかったです。

ところが、上の子はどちらかと言うとちょっと私への付き合い…で観たようなものだったのですが、下の子が「観たかったのに!」とブーイングしてきて(だって字幕スーパーだったからキミには無理だったでしょう?)、日本語吹き替え版を映画館に観に行く羽目になってしまいました。予定外の出費だ。
そしてわくわくと楽しみにしている子と一緒に観に行くと、これほどまでに面白い作品だったとは!ある種驚嘆です。
もう何回も何回も映画化されている「三銃士」ではありますが、飛行船の奇想天外な話や、ミラ・ジョボヴィッチの悪女ぶり、オーランド・ブルームのかっこつけだけど実はへたれな悪役ぶり、若く生意気なダルタニアン(ローガン・ラーマン)の活躍ぶり、若きルイ13世のあほっぷり、など、ツボにはまる、はまる。3Dも効果的で、ミラ・ジョボヴィッチのいくつかある侵入シーンや、下の子が大好きな戦いのシーンなどは、本当に手に汗握るスペクタクルとなりました。
いやー、映画館で観る娯楽作品としては、合格!以上のものでしょう!
(2011年洋画)