息子と試写会に行きました。今まであまり知る機会もなかった警備犬の、その役割と活動、ハンドラー達の熱い想い、心に訴えかけるものがあってなかなか良かったです。連続爆弾犯を警察全組織で捕まえる、というストーリーの中、思い込みで行動するも空回りで本当に信頼できるバディーとの関係を築いて来られなかった主人公の性格設定などもきちんと描けていて、ただただどかんどかんわーっと盛り上がるだけの話ではなく、秀作でした。短い時間の中、静と動がきちんと描けていたと思います。
クライマックスでは息子は隣で号泣で、いつもなら「泣く映画、可哀そうな映画は嫌い」と言っているのが、今回はあんなに泣いたのに、「とても面白かった」と言って帰宅したのが印象的でした。なんだかんだで「もう一度観たい」と言っていた願いはまだ叶えてあげられませんが。
(2011年邦画)